少々気の毒

我々がいる広間のベランダから富士山が見える。富士山に特別な思い入れはありません。それでもマイホームから世界遺産が眺められるなんて壮観だ。不思議なのは、晴れていれば窺えるわけではないことです。逆にちょこっとぐらい天候が悪くても断固感じるときもあります。こういう気まぐれなところが何とも言えません。ところで、マイホーム近くの駅舎からも富士山が見える。ただ、特定の配列に立つ必要があります。このことをわかる駅舎のツーリストも数多く、写メを撮ってある人類を思い切り見かけます。だが、前年から「特定の配列」の方向に家の建設が始まり、展望が塞がれてしまいました。列車を待つ隔たりの密かなエンターテイメントがなくなったかと思うと些か残念です。





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